こんにちは。はなです。
我が家は、中学生と小学生がいる共働き夫婦です。
私たちは、9年前から、ワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーシップを通じて、アフリカに住む男の子を支援しています。
今日は、チャイルド・スポンサーシップと私たち家族の体験談を紹介したいと思います。
彼を支援していることが、私たち家族の人生を豊かにしてくれました。
ご関心がある方は、是非、公式ホームページもご参照ください。
ワールドビジョンとは(チャイルド・スポンサーシップについて)
ワールド・ビジョンとは?
ワールド・ビジョンは、チャイルド・スポンサーシップによる地域開発プログラムを核として、水衛生、保健、栄養、生計向上の分野で開発援助事業を実施している国際協力NGOです。
チャイルド・スポンサーシップって何?
チャイルド・スポンサーシップは、支援者からのお金を、支援地域に住む子ども(チャイルド)の環境を改善するために使います。
チャイルドって何?
チャイルド・スポンサーになると、ワールド・ビジョン・ジャパンから支援地域に住む子ども「チャイルド」を紹介されます。
「チャイルド」は支援地域に定住している子どもで、ひとり親や経済的に貧しいなどの基準で、親や地域住民の了解のもと登録された子どもです。
我が家が支援する「チャイルド」は、アフリカに住む男の子です。
支援開始当初は10歳。現在19歳です。
なお、申し込みの際に、支援地域(アフリカ・アジア・中南米)や「チャイルド」の性別を選ぶこともできます。
我が家の場合は、支援地域もチャイルドの性別もお任せにしました。
その方が、より支援が必要な子どもと繋がれると考えたからです。
月々4,500円の支援金は「チャイルド」に渡すの?
「チャイルド」に支援金が直接渡されるわけではありません。
支援金を使って、「チャイルド」個人への教育支援、予防接種、病気治療に加えて、「チャイルド」を取り巻く環境の改善を行っています。
例えば、職業訓練、農業技術指導、識字教育、保健員・教師の訓練、学校建設、安全な水の確保、保健医療施設の整備などに使われます。
支援する「チャイルド」の地域では、トイレや安全な水場が整備されました。
生活がよくなる様子を動画で見ることができて、とても嬉しかったです。
チャイルド・スポンサーシップに参加すると何ができるの?
支援する「チャイルド」の情報が届く
チャイルド・スポンサーシップに参加すると、ワールド・ビジョン・ジャパンから「チャイルド」の紹介カードが届きます。
(下記画像は、ワールド・ビジョン・ジャパンの公式ホームページからお借りしました。)
紹介カードには、「チャイルド」の名前、顔写真、国名、プログラム名、家庭環境などが掲載されています。
支援する子どもと手紙で交流ができる
支援する「チャイルド」に手紙を送ることができます。
喜びそうな便せんやカードを選んだり、郵便局で貼る切手を選ぶのは、とても楽しいひと時です。
コロナによる特別対応の現在は、すべての手紙は東京のワールド・ビジョン・ジャパン事務所宛に郵送することになっています。
日本語で書かれた手紙は、ボランティアの方が翻訳して、現地に他の方の手紙とまとめて送ってくれます。
「チャイルド」に手紙を送ると4~5か月で、お返事がもらえます。
これは、支援開始から間もないころに、「チャイルド」がくれたお手紙です。
この頃は手紙に筆記用具を同封して送ってもよかったので、喜びそうなものを送っていました。
現在、プレゼントは書状として同封できるものと決められているので、カレンダーやシールを送っています。
カレンダーは、とても喜んでくれるので、毎年送っていたのですが、コロナで一時期手紙の受付が停止してしまいました。
2021年7月1日から手紙の受付が再開したので、カレンダーを同封して手紙を送りました。
成長記録や支援地域の様子がわかる
年に1回、「チャイルド」の写真付きで成長記録が届きます。
あわせて、支援地域の活動記録も届きます。
ワールド・ビジョン・ジャパンのホームページのマイページで、支援しているチャイルドの動画や写真を見ることができます。
確定申告で寄付金控除になる
支援金は寄付金控除の対象となるので、確定申告で「税額控除」と「所得控除」のうち有利な方を選択できます。
「税額控除」ですと、最大で寄付金の40%が戻ってきます。
確定申告で簡単に控除が受けられますよ。
我が家のチャイルド・スポンサーシップの体験談
支援していることが働くモチベーションになった
夫が仕事で不在がちなので、ワンオペ育児と仕事で、本当にクタクタ…ということがあります。
そんな時、「仕事を辞めてしまおうか…」と悩む私を踏みとどまらせてくれたのは「チャイルド」の存在でした。
私が仕事を辞めればチャイルド・スポンサーシップを続ける経済的な余裕がなくなります。
クタクタで「もう無理…」と思う時でも、彼のことを思うと、なんとしても仕事を続けねば!と思えるのでした。
仕事と家庭の両立は大変ですが、彼の存在に励まされています。
自分たちが社会に貢献できているという実感
月々4,500円は我が家にとって決して安い金額ではないですが、衣食住を欠くことのない自分たちの恵まれた環境を思うと、厳しい環境にいる人を見過ごせないと思いました。
支援することで、自分たちに何かモノを買うよりも、満たされた気持ちになります。
物心ついた時から「チャイルド」の存在を身近に感じている長男も「自分がお金を払っているわけじゃないけど、何かできてると思うと嬉しい。」と言っています。
チャイルドスポンサーシップを通じて、社会や世界に貢献できているという気持ちを感じることができています。
子どもたちへの教育効果
「困っている人がいたら助けよう」ということの大切さを行動をもって教えられる
困っている時は助けられる人が助けるんだよ、できる人がするんだよと話しています。
「困っている人がいたら助けよう」と言葉として教えるだけでなく、親が実際に行動しながら教えることで伝わるものがあるのではと考えています。
支援するときの心構えを教えられる
「チャイルド」に送る便せんやカレンダーを選ぶ時には、「大切な人に送るものだから、相手がもらって嬉しいものを選ぶんだよ」など、支援をするときの心構えを話すことができます。
被災地などに、不用品を送り付けた人がいるというニュースを見るにつけて、支援する時の心構えって大事だなぁと思っています。
また、支援者が偉いわけではないこと、支援の見返りを求めるものではないことを教えています。
多様な世界を教えられる
ワールド・ビジョン・ジャパンからの機関紙等を通じて子どもたちに、世界には衛生的でない環境で暮らしている子どもたちがいること、様々な豊かな文化があることを教えることができています。
中学生の長男は「チャイルド」がいる国について関心をもって調べています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
チャイルド・スポンサーシップは、「チャイルド」を支援することによって、家族でたくさんの豊かな体験を重ねることができます。
ご関心がある方は、ぜひ公式ホームページをチェックしてみてください。
以上、参考になれば嬉しいです。
読んでくださって、ありがとうございました。
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アラフォーのはなが、ブログを通じて、同年代の女性たちの暮らしをちょっと楽しく、ちょっと楽にできたらいいなと思っています。
また、遊びに来ていただけると嬉しいです。
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